心が届いた卒業式

こんにちは。スタッフのひまわりです。息子が今月小学校を卒業しました。感動的な出来事があったので今日はそのお話をしたいと思います。

人に気持ちを伝えるのが苦手、コミュニケーションが苦手な息子。先生がその才能を認めてくれ、特技の動画作りを通じて自信もつき、自分を出せるようになってきました。そんな息子が集大成として自主的に卒業ビデオを制作していた矢先のことでした。
クラスにもう長い間、学校に来れなくて放課後登校をしている友達がいるのですが、放課後に先生が「黒板にみんなへのメッセージを残して帰る?」と声をかけてくれた時、葛藤もあったのか書けなくて泣いたんだという話をお母さんから聞きました。 それなら息子のビデオにビデオレターを載せてクラスのみんなに気持ちを伝えるのはどうだろう。彼はその提案を快く受け入れてくれ、その日からもう1人の友達も加わり3人でのビデオ作りが始まりました。LINEグループでやりとりしながらこどもたちのつくりあげたビデオは親も泣けるくらいの感動作に仕上がりました。絵の得意な彼が書いたたくさんの絵と、勇気を出して撮ったビデオメッセージをリクエスト曲にのせて流しました。息子の特技を生かして3人+先生をプログラミングで動かし、体育館でみんなと歌う「旅立ちの日に」を再現しました。

そのビデオをクラスで見た日、クラスのみんなが黒板にたくさんの寄せ書きを残してくれ、放課後登校した彼にみんなの気持ちも届きました。

卒業式を間近に控えた日、大人がはたらきかけてもずっと学校に来れなかった彼が短時間だけ学校に姿を見せてくれました。それでも卒業式には出ないと言ってたはずなのに、なんと卒業式にも来ることができたのです。行かないと言っていた中学校も、今模索しながら行こうとしている報告を受けました。

もう諦めていたことがこどもたちの絆で動いたこと、感動的な卒業ドラマを見せてもらいました。きっかけとなる動画を作った息子の心にもきっと喜びと自信が残ることでしょう。